パイロストップ(耐火間仕切壁)
特殊構法
シースルーで安全性の高い防火区画
パイロストップウォールは、ガラスでは不可能といわれていた耐火間仕切壁(非耐力)を実現した、製品一体の施工技術です。近年、ビルの建築では、明るく開放感のある快適環境が求められています。コンクリートの壁に閉ざされていた防火区画、避難階段を、シースルーで安全性の高い防火区画にすることが可能です。使用するガラスは、パイロストップウォール用に作られた、パイロストップ(けい酸ソーダ入積層ガラス)を使用しています。このパイロストップは、高透過ガラスとけい酸ソーダ(水ガラス)層とを交互に積層した構造で作られており、万一の火災時には、火炎や煙を遮断すると同時に、強烈な輻射熱も遮断する画期的な性能を備えた遮熱タイプの防耐火ガラスです。パイロストップウォールは、ガラス建築の可能性を拡げ、現在も注目を集めています。
Category
耐火間仕切壁
パイロストップウォール 標準・スリムタイプ
パイロストップウォール・スリムタイプは、標準のパイロストップウォールの方立見付幅90㎜を30㎜に、また上枠・下枠も60㎜と、すっきりしたデザインのガラス入り一時間耐火間仕切壁となります。 単窓だけではなく、連窓にも対応でき、空間を圧迫することなくご使用いただけます。 高透過ガラスを採用しているため、ワイヤレスでクリアな視界が大開口面で得られます。また、ガラスは多層合わせ構造になっているので、ガラス面への衝突や地震などで万一破損した場合でも破片の飛散を防ぎます。
パイロストップウォール 段窓タイプ
パイロストップウォール・段窓タイプは、横長ガラスで上方向へ制限なく段窓することができる仕様として、吹き抜け部に面する階段室を囲む壁をはじめとする竪穴区画などにも適用可能なガラス入り一時間耐火間仕切壁となります。 標準・スリムタイプと同じように、高透過ガラスでのクリアな視界を得られることや多層合わせ構造による万一破損した場合でも破線の飛散を防ぎます。 また、段窓タイプのみ、フィルムの貼り付けも可能になっております。(※平成20年国交省告示1454号、1455号)
CASE
この製品の施工事例
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